「こんな会社辞めてやる!」会社をいつでも辞められるように勉強しておこう!

突然ですが、今サラリーマン生活何年目ですか?

というのも、サラリーマン生活が長くなればなるほど、「目の前の仕事をこなしてればいいや~」的な思考がどんどん根深くなってしまうからです。

私が今回お伝えしたいことはひとつです。

「与えられた仕事以外に、常に何か勉強をしておこう」ということ。

資格取得でもいいし、ビジネス書を読んだりしてもいいし、英会話や簿記などのビジネススキルを習得してもいい。

そうした自己啓発や自己研鑽をしておけば「こんな会社いつでも辞められるからどう思われようと構わないなあ」という考えをもって仕事が出来るようになり、上司の顔色を窺ったりする必要がなくなります。

終身雇用、年功序列の時代は終わった

日本が誇るトヨタの社長、経団連の会長より、「終身雇用はもはや難しい」と声明が発表されたのも久しい今日。

参考 トヨタ社長の「終身雇用発言」で透けた本音プレジデントオンライン

もはや今の日本に…
厳密にいえば、「経済成長が止まり、衰退の道を歩み始めた日本」では会社が定年まで面倒見てくれる体力は無いのが現状なのです。

終身雇用は難しい…その発言の裏には、「使えない人材は正当に解雇できる制度を固めていく」という経団連の思惑も見て取れるようです。

日本で一番の経営基盤を持つトヨタがそういった考えを持っているのであれば、「正社員は安泰」神話もいよいよ崩壊の足音がしてきそうです。

これからの働き方はどうなるのか

ここからは私の想像になりますが、社内で「あの人いっつもYahoo!ニュースしか見てないよねー」なんて仕事のしてなさをからかわれる人材は、それを適正に評価され、会社から解雇されるようになると思います。

なので、「大企業に入ったから安心」ではなくて「自分は会社に必要とされているから安心」というレベルにもっていかなくてはならなくなるでしょう。

これからの実力社会を駆け上がるためには、独自のスキル・能力が必要不可欠
業務内容に沿ったスキルでもいいし、ヨソで重宝されるようなスキルでもいいし、何かしらの「強み」を作っておかなければ、「本当の意味での安定」は手に入れられない時代が来るのではないでしょうか。

私も在職中に、会社を辞めても他で拾ってもらえるように国家資格を3つほど取得しましたし、ビジネス書ひたすら読んでました。

一番いいのは、十分に安定している基盤を持った会社の中で評価される人材となって、替えの効かない人になるっていうのがベターです。

トヨタレベルの企業でそれができれば一生安泰でしょうね。

「社外でお金を貰えるレベルの得意」を、何か一つ作っておく必要があります。

大人が勉強しない国で第一位の日本

全く持って不名誉ですが、日本国民はこの現実を受け入れなくてはなりません。

成人の内、自主的に学習している割合はなんとたったの5%なんだとか!

参考 先進国一、勉強しない日本の会社員に明日はあるのか?NEWS PICKS

しかし、これこそが終身雇用という制度が生み出した負の遺産であると、私は思います。

取り返しの付かないミスをしないクビにならないのであれば、会社に入ってしまえばこっちのもの。

特に自分磨きをしたりしなくても年功序列で昇給もしていくんだし、「よし!勉強すっか!」とはならないでしょう。

これが「仕事で結果を出せば出しただけ給料弾むよ~」という制度になれば勉強しますよね?
いっぱいお金欲しいから頑張れます。

イマドキ、海外の先進企業はだいたいこういう実力主義の給与形態になっているそう。全く持ってよろしくない制度。

でも、向上心が無かったり積極性が皆無だったり、能力が低い人は、この制度がなくなると困るわけです。

今よりも待遇が悪くなる可能性すらあるのですから。

こうした制度推進に反対の声を上げる人たちはだいたいそういう人です。
優秀な人はきっと、危機感を感じないから。

逆に言えば、チャンスをつかみ取れる社会になるかもしれない

日本の企業でも、海外ドラマのようなヘッドハンティングが現実にあるそうです。
仕事ぶりを評価し、現職以上の待遇を提示し自社に引き入れるヘッドハンティング。

そんなドラマティックなものではなくても、自分ができる能力を他企業に売り込んで、能力に見合った待遇で転職できる社会になっていくのではないでしょうか。

いかんせん日本経済自体に元気がなくなってきているのでまだまだ確定した未来ではありませんが、トップ企業からこうした傾向になっていくような気がします。

【まとめ】自分の仕事を守れるのは自分しかいなくなる!今のうちから勉強しよう!

こうした社会情勢の中で、イチサラリーマンである我々(私はもう脱サラしてますけど)ができることは一つ。

自分を高める努力を続けることです。

お金を稼ぐための能力って、地道な時間の積み重ねが必要です。
私も未経験からデザイナーになってますけど、実際お金をもらえそうな技量に達するまではけっこうな時間がかかりました。2000時間くらい?

サラリーマンの仕事は思いのほか細かく分業化されており、何年勤めてもお金を貰えるような技能が身に付かなかったりします。
(私はまさにコレでした…)

終身雇用が破綻してクビにされても、すぐにお金を稼げる能力があれば何も怖くはないでしょう。
上司の顔色伺ってヘコヘコ仕事しなくてもよくなるわけです。

「お?辞めっぞ?お?」とイケちゃうので。
(実際にはやらない方がいいですね(笑))

勉強は身を助けます。
どんなことでもいいから、自分を高める努力をすることに関しては無駄なことなど一つもないですもんね。

ちょこっとずつでも始めてみましょー!



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