使ってみてわかった「キャッシュレス」の便利さ

ニュースで取り沙汰されている「キャッシュレス」という単語。 みなさんご存知でしょうか。

現金以外の方法で支払いを完了させる仕組みのことなんですが、 思ったよりも浸透してないみたいで個人的にも残念です。

あれって滅茶苦茶便利なんですよ!

こんな人向けの記事です!
  1. 地方在住でキャッシュレスに興味がある人
  2. キャッシュレス決済になんとなく怖いイメージがある人
  3. 現金至上主義の人

ATMに行かなくなる

まずもって、「現金を常に財布に入れておかなくてもいい」ってところが便利です。

別に私も現金を入れることが悪だとは思っていませんよ。ある程度は必須とも思っています。

ただ、現金のみで生活をしていると、定期的にATMや銀行窓口でお金をおろす 必要が出てきますよね。

平日の銀行窓口が開いている時間帯であれば手数料も取られないものの、なかなかそんな時だけ狙って行くことも難しい……

キャッシュレスって、現金を出さないので、お財布の現金がホントに減らなくなるんですよ。

私はお店側が対応さえしていれば例え数十円の買い物だとしても、 電子マネーかクレジットカードで支払います。

ATMで現金を下ろす時は月に1度あるかないかくらいですね。

馬鹿にできない手数料が削減できる!

週1回ATM使って108円~216円くらいの手数料を取られていれば、 年間50週としても5000円~10000円くらいは無駄に払ってしまっているということ。

あれ?ところで銀行預金の金利って今いくらでしたっけ? 5000円を0.001%の金利でいただくためには、ざっくり500万円は 口座に入れておかねばなりません。バカくさー!

現金を下ろす頻度が下がるだけでこんなちょこっとした恩恵もあるのです。 ATM探すのも面倒くさくないです?

「じゃあコンビニでいっか」って?手数料もっと取られるのに?

それなら、消費者側に手数料の負担が請求されない電子マネーなり クレジットサービスをフル活用したらお財布の現金だって減らないですよ。

まあ、支払い日に使った分まとめてガッツリ引かれるんですけど!

電子マネーだとサインや暗証番号も要らない

これも衝撃でした。スピード決済!

支払いの時に「edyで」とか「idで」、「ApplePayで」と伝えて、 レジ脇のFelica読み取り機にかざすだけで支払いが完了します。

めっちゃ便利…。

ただこれは防犯的にはデメリットもあって、もしもこのカード類を落としてしまったときは第三者でも何の制約もなく決済出来てしまうということ。

だから使うからには紛失を防止するための工夫をしたり、紛失時に連絡するところを控えておくといった対策をしておかなくてはなりません。

ApplePayだと指紋認証しながらじゃないと決済できないらしいのでそのへんは安心かな?

でもやっぱり個人的にはクレジットカードとしても 使えるカードタイプの電子マネーがいいかなあ…便利だし。

どんなところで使えるのか

これは地域性もある話なので一概にどうだと判断はできませんが、コンビニは基本的にどの店舗でも対応してくれます。
(※コンビニで公共料金や各種税金の支払いをする場合は不可!)

あとは多店舗展開している商業施設やスーパー、百貨店も全部いけます。(イオンとかもOK)

電子マネー付きのクレジットカードなら、普通のクレジット決済にさえ対応していればクレジット機能だけでも支払えますし。

最近はCMでも決済機導入の訴求をしているので、個人店にもずいぶん普及してきている印象です。

なので、地方に住んでいてもある程度の範囲では使えるようになってきています。これはナイスな技術革新!

ただ、個人店の場合はipad等の端末でアプリによる決済となるため、金額を打ち間違えられると面倒なことになります。

かざす前に、表示された金額に間違いがないかを確認してから乗せましょう。

私は一度、おじいちゃんがやってる店でやられました。 返金処理もよくわからんから勘弁してくれと言われ「は?」となったのはいい思い出…

※しっかり戻してもらいました

電子マネーもたくさんの種類があるけどどれがいい?

これもちょっと悩むところ。でも意外とシンプルです。大丈夫。

  • 楽天Edy
  • Suica
  • PASMO
  • iD
  • nanaco
  • WAON
  • QUICPay
  • au WALLET

ざっとこれだけの種類があります。

バーコード決済もあるにはありますが…日本で流行るかといえばあまり流行らなそう。

Paypayは健闘してるみたいだけど。

結局どれがいいんだろう、となったときは、難しく考えないで普段使ってるカードがあればそのカードについているものを使えばいいと思います。

「idには対応しているけどSuicaはちょっと…」ってところを見たことがありません。

だいたい一つの読み取りができればすべてに互換しているイメージでOKです。

なので、定期でviewカード使ってるならSuicaで払えばいいし、 ポイントキャンペーンに押されて楽天カードを持ってるならEdyを使えばいいし、 docomoユーザーでdカードを持っているならidを使ってみる。

そんなできるところから始めればいいのでは。 一度使い始めると、便利さにびっくりします!

実は節約にもなっている!賢く使おう!

現金派の方がしきりに「現金だと無駄使いしないし!」とかって言ってるの、よく見ますけど、本当にそうなんでしょうか?

その人が家計簿つけてるならまだしも、お財布からの出入りをなんとなく見てるだけなのであればそれはもう幻想ですね。

キャッシュレス決済時には、利用料の5%(最大で)をキャッシュバックしてくれる制度が出来ています。

経済産業省:キャッシュレス特設ページ

このマークがあれば、それだけで実質5%引きだということ。
現金決済の場合は割り引かれません。

さらに、クレジットカード利用の場合は平均して利用額の1%分のポイントが付与されます。

固定費の支払いにクレジットカードを活用した場合、年間100万円の固定費支払いがあったとすれば1万円分のポイントがもらえるということ!

支払い方法を変更するだけで1万円貰えるなら、キャッシュレスもいいものではありませんか?

キャッシュレス決済導入店舗は、手数料を金額に乗せている!

全部が全部そうかと言われると一概に言い切れませんが、基本的には見出しの通り。

お店がキャッシュレス決済機を導入するにはお金がかかるのです。
だいたい決済金額の2%程度が手数料として持っていかれるそう。

お店としては、利益が2%圧迫されるのは勘弁願いたいところ…。

なので、基本的には販売商品やサービスに手数料分をほんのり上乗せしてます。

つまり、現金で買おうがキャッシュレスで払おうが手数料は徴収されているということ。

現金での購入の場合は、見ず知らずの人が使う分の決済手数料の一部を負担している…そんな感じなんですね。

いよいよキャッシュレス決済を使わない理由が無くなってきましたね!

でもこれだけは気を付けて

先ほども書いた通り、電子マネーには認証システムがありません。

Felicaでシャリーンとするだけで支払い完了なので、第三者の手に渡ることがないように注意しなければなりません。

それから、手持ちの現金が減っていかない分、出費の管理がイマイチになりがちです。

まあ現金でも「気が付いたら無くなってるなあ」って感じですが、これに輪をかけて使いすぎる時があります。

簡単でも家計簿をつけるなり、使いすぎない対策を講じておくといいでしょう。

クレジット決済になるとだいたい2割増で消費が増える、 という統計結果があるとかってどっかで見たことがあります。

だから国も進めたかったり…?その辺はわかりませんが。

正しく使えばとっても便利なので、持ってるけど使ったことないなあ、って方はぜひ使ってみてください!

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