地方で生活する上での生活コストは安くない!?私の家計簿も公開!

地方へ移住する場合、事前に知っておきたいことの一つに「生活コストの程度」があります。

ところがこれって、実際住んでみないことにはわからない面が多々ありますね。

ということで移住を考えている方向けに、実際に地方で生活している私から、生活コストに関しての感想をまとめてみました。

こんな人向けの記事です!
  1. 地方移住を検討している方
  2. 生活費のリアルな数字が気になる方

まとめると「言うほど安くはないけど、地方らしい水準」に落ち着きます。

それでは、各項目ごとに詳細を書いていきます。

とにかく便数の少ない交通の便。文字通り「不便」

基本的に、公共交通機関だけで生活しようとするのは無謀です。

そもそも、まず出勤に車が必要になるハズ。
そのくらい公共交通機関の網の目がザルです。

都心から来る場合はビックリしちゃうでしょうね…

朝夕の通勤通学ラッシュには便数を増やして(でも1時間3本程度)いるものの、平時では1時間1本、という感じ。

目的地までジャストで乗れる路線も限られています。

となると、働きながら生活する上では時間的制約がベリーハードモードになってしまいます。

ということで、車が欠かせません。

車の所有コストについて

移動手段として車をメインにするとなると、気になるのはやはり維持費。
自動車税や車検費用、燃料代など、だいたいの目安を知っておきたいものです。

ということでコチラにまとめてみました。

車検は2年に一回なので、安く上がった時の車検費用を1年分の費用に当てはめています。

だいたいこのくらいかかることになります。

都心で公共交通機関を活用した場合、月平均10,000円程度とのことなので、やはり多めの出費になりますね…。

これぞ田舎コスト。

この他に、自動車を購入する費用が別途必要になるので、移住を考えた時の支度金としてはこの辺も考慮しておきたいところ。

現在私、激安の中古車買っても走るのかどうかを実験しているところです。

今のところは大丈夫そうなので、買わなきゃならない時は参考にしてみてください。

29万円の車(トヨタ スペイド)を買って2ヶ月…今のところ不具合もなく快調! 【人柱記事】7年落ち、20万キロ35万円の激安中古車を買ってみた話

都会に行くのが億劫になる

見たい展覧会や行きたいライブなど、基本的に地方まで来ません。

「全国ツアー決定!」とか広告打ってあっても、東北に来ても仙台まで、って感じです。

なのでアンテナが高くて「これ行ってみたい!」ってイベントが多い方だとフラストレーションが貯まることが想像されます。.

東京までを例にすると…

  • 新幹線だと片道で3時間、16,000円くらい
  • 飛行機(三沢→羽田)だと片道1時間半、2~3万円くらい
  • (青森→成田)だと片道1時間半、1.2~2万円くらい(LCCあり)
  • 夜行バスだと片道10時間、4000円~1万円くらい

こんな感じの交通の便です。

都会に出るのも一苦労なので大変です…

函館行ったり札幌行ったりのほうが近いし楽しいかもしれませんね。
(函館は新幹線だと片道2時間1万円でイケます!フェリーもあるヨ)

なので、出身が関東以南だとなかなか大変な思いをする場合も多々あります。

地方在住の感覚からすると、「300kmくらいなら車で行くか~」って感じ。

まあ、都会に行けないというワケではないので、結局は交通費と休暇取得の兼ね合いですが。

水道光熱費について

  • 電気代は東北電力からの購入を想定(東北なので)。
  • 水道は地域の水道企業団。
  • ガスはプロパン(都市ガス整備があまり進んでいない)
  • 冬季は灯油ストーブが欠かせません。

ということで、この4つの項目を考慮しております。

目安値としての根拠を示すため、私が実際に単身・夫婦・3人家族だった時の料金の平均を入れています。

私の住んでいる地域も例に漏れず、地方は水道料金高めの傾向があります。

居住エリアのわりに人口が少ないので、どうしても割高になってしまうのです。

ガスもプロパンでの利用となる可能性が高いので、都市ガスに比較すると1~2割高くついています。

電気代はそこまで大差ないでしょう。

灯油代は想定外の出費となるかもしれませんね…

我が家は基本的に冬もエアコンのみで生活してますが、灯油ストーブは一台は持っておいた方がいいです。

厳冬期にエアコンだけだと暖房能力が追い付かないし、割高です…。

アパートなどの賃料は都心に比べれば確かに安い!

地方に住む場合、住まいに関してはかなり良心的です。

1LDK=5万円、3LDK=6万円も出せば、築浅の優良物件が借りられます!

1Rだったら3万円から探すことも出来ます。

毎月の固定費だからここは嬉しいところです。

生活コストはまあまあ。言うほど安くないけど、高くもない。

よく聞く「田舎は物価が安いかから~」なんてセリフですが、買い方を工夫すれば確かに安くなりますが、普通に生活している限りはそうそう安くならんのではないかなと私は感じています。

食費に関しても、田舎でもやっぱり4~6万円はかかると思います。
私は3人家族ですが、毎月5万円くらいかな…(外食費含む)

この辺のお話は「野菜の入手経路次第で変わってくる」って感じですね。

近所の人から市場に出せない野菜をもらえたりすれば大助かりですね!キャベツひと玉200円、白菜ひと玉300円がぽぽーんと浮いていくので、そういう状況を構築できればかなりの節約になります。

たぶん、「田舎の生活コスト安いよ~」と触れ回ってる人はこの辺が出来ている人なんですね…誰でもこうはならないので注意。

それでも産直を活用して買うようにすると、野菜は3~5割引です。メチャ安。

人参5本で100円とか、長ネギ5本で100円とか、ジャガイモ5kgで200円とか。

ただ、普通に仕事終わってから産直とか行けないので、基本はスーパーで買い物になろうかというところ。

なので、「そこまで言うほど安くはならんだろうな」って感じです。

こんなところでしょうか。

地方は生活コストが安い、そういうイメージもありますが、実際生活している身としては言うほどの恩恵は得られていないかな、という感じです。

他にも、「こんなところお金かかるよ~」とか「ここは安くなるよ~」とか、思いついたら随時更新します!

ちなみに、私の実際の家計簿をお見せします…

三人家族、妻専業主婦の世帯のリアルなところです…

この家計簿時点では人口20万人規模の地域に住んでいました。

では行きます!デデン!

実際こんなもんですわ…。

これは結構かさんだ月のデータなので、日ごろはもっとつつましく生活しています。だいたい月23万円~25万円程度で暮らしています。

それから、データ的には個人事業主の出費モデルになっているので、サラリー収入の場合は保険料や年金の部分で軽減されて、もう少しスリムな家計になるでしょうね。

月収20万円もいけば御の字である地方においては、もっともっと切り詰めて生活しなくてはならない場合も多々あるでしょう。

参考になりましたら幸いです!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA