起業後のスムーズな顧客獲得のために!事前にある程度戦略を練ろう!

どんなに素晴らしい商品を提供できても、お客さんを集められなければ売れていきません。

売り上げが上がるということは、お客さんが付くということ。すなわち、お客さんが付かなければ売り上げは上がらないということ。

なので、起業前から「どうやって顧客を獲得するのか」を考えておかなくてはなりません。

ただでさえ「起業後半年間は売り上げが立たない」と言われています。

だからこそ、起業後すぐにスタートダッシュできるよう、集客戦略を立てておきましょう。

業態によってさまざまな方法がありますが、基本的には

主な集客方法
  • 直接の営業
  • 様々な媒体への広告出稿
  • 地元メディアからの取材
  • SNSやホームページの活用
  • コネや知り合いからの受注

この中から自身のビジネスに合った集客方法を選択して実践する…
という感じになります。

それでは、各項目について補足していきたいと思います。

※サービスや固有商品の販売をする想定で記事を書いています。
飲食店を想定している場合は適宜都合よく解釈して読み進めてみてください。

直接の営業とは具体的に何か

直接営業…いわゆる「飛び込み営業」のことです。

電話で行う「テレアポ」や実際突撃する「飛び込み営業」が主となります。

が、現代においては個人・企業のリテラシーも高くなっており、成約率は下がっている傾向にあります。

なので最近ではあまりオススメされていないのが現状です。

やるとすれば、しっかり事前にアポイントメントを取って、時間を取って貰った上でしっかり説明させてもらうのがいいでしょう。

「いきなり飛び込んで長々と話をして結果不成約」って、どちらにもメリットありませんからね…。

事前に自社の商品に興味を持ってもらった見込み客に、時間をかけて納得してもらって契約する…という方が顧客満足度も高いです。

見込み客を絞って掛ける直営業が鉄板

地域密着型の個人事業であればこの限りではありません。

自分の商品・サービスを欲していそうな企業・個人に狙いを絞って営業かけていけば割と成約してくれるもの。

他にも、各種イベントに顔を出して、出店する企業さんや個人の方に「自分こんなことできます!」って挨拶しておくとお仕事につながったり…。

身元・顔が割れていれば安心してくれるのも地方の優しさなので、時と場合によって使い分けていきましょう。

私の場合は、初期は飛び込み営業で受注してます。

数打ちゃ当たる時もあるでしょうけども、まずは手近なところから実績を積んでから拡げていくのがベターかと思います。

直営業の原則
「自分の商品・サービスが必要そう」という人にターゲットを絞って、成約率の高い営業を目指そう!

様々な媒体への広告出稿

コチラは新聞やチラシ、ラジオ、地域情報誌への広告出稿によるものがメインになります。

地域の方って割と見ているもので、新聞に挟まれた新規オープンのチラシで「行ってみよっか!」となる場合もあります。

白黒の新聞広告よりはカラーで刷れるチラシの方が訴求力は高いでしょう。

地域の情報誌なんかも狙い目で、青森県内だとクーポンマガジン「come」なんてものがあるのですが、これが地域ごとに内容が変わっていて、自分が住んでいる地域の方へダイレクトに届けられます。

ラジオ広告もやって意味ないとは思いませんが、ラジオは割と聞き流しコンテンツなので、音声広告のノウハウがなければリスナーの記憶に残るCMは難しいかも。
効果は薄いかもしれませんね。

なので個人的なオススメ順は

広告方法のオススメ順
  1. 新聞挟み込みチラシ(1部6円=一万世帯6万円、印刷費3万円)
  2. 地域情報誌(5~10万円)
  3. 新聞広告(4~10万円)
  4. ラジオ(1.5万円)

という感じ。

コスト的にも新聞挟み込みのチラシがオススメです。

※チラシの印刷はネットで安いところに頼めます。

チラシデザインからお願いしたい、という場合は私の方でも承ることができますのでご気軽にご相談ください!

お問い合わせはコチラ

地元メディアからの取材

だいたい、地域ごとにテレビ番組があったりしますね。

その中の特集で、地域のお店の取材が入ったりします。

そういった番組って思いのほか地域の人に愛されているので、広告力としてはまずまず期待できます。

…が、オープン時に合わせた取材はよっぽど話題性が無ければ来ないと思った方がいいでしょう。

今流行のタピオカ専門店が出来たりとか、地域の伝統産業のアンテナショップができたりとかでない限りは来ないのでは?

基本的には、オープンしてからある程度経過し、話題性が出てきていればそういう話が聞こえてくる…かも。

こんな程度で考えておく方がよさそうです。

お金を出して放送枠を買う、というのも出来ないことはないのかもしれませんが、HP上にはそういった料金プランの設定が見つかりませんでした。

スタートダッシュ…という意味ではあまり考えても仕方のない項目かもしれません。
(自分で書いておきながら)

SNSやホームページの活用

インターネット隆盛の現代では、ネット活用の集客が一番手軽で、一番効果のある施策と思われます。

顧客層が高齢者限定とかでなければこれだけでもお客さんを引っ張ってこれる可能性すらあります。

ネット社会の現代では、人が何かするとき、どこかに行きたい時はネット検索が第一手になりがち。

ここでネット上に情報を用意しておくことができれば、ネット検索からお客さんが来てくれるようになります。

しかし、ネット上での探し方も多様化してきているので、それなりに対処は必要です。

昔はオシャレなホームページさえ設置しておけば集客もなんとかなったでしょうが、現代っ子は「SNS検索」という複合技を用いて情報を集めています。

  • オシャレな雰囲気を味わいたい場合はインスタ検索
  • 話題性を追いたい時はTwitter検索
  • しっかり情報を集めたい時はGoogle検索

こんな感じになってきているので、起業時には

  • ホームページの設置
  • 各種SNSアカウントの開設

をやっておくべきです。やり方がわからなくても、なんとか調べてやるべきです。

この記事読めてるなら、インターネットのある程度の活用はできていると思いますので、その意気でもうちょっと頑張って、SNSアカウントくらいは作成してみましょう!

地力でのホームページ作成はちょっと難しいかと思いますので、私の方でもお力になれます。
ぜひお気軽にご相談ください!
(SNSアカウントの開設も、相談したい場合はお気軽に!)

お問い合わせはコチラ

コネや知り合いからの受注

起業初期のお仕事のうち、大筋の依頼ルートはこの部分ではないでしょうか。

どんな業態かにもよりますが、基本的には知っている人からの紹介でお仕事につながることが最初の一歩になりそうです。

これまでに説明してきた集客方法はいわば、「自分のことを何も知らない人に対しての認知アピール」なので、初めましての人をお客さんとして掴むための方法になります。

その点、自分のコネから仕事が生まれたり、知り合いの紹介で仕事につながったり、というのはお互いになんらかの繋がりがある状態でのスタートになるので信頼感が違います。

契約に至りやすいでしょう。

【まとめ】初期は足で稼いで、徐々にネットやクチコミからの受注を目指す!

今の時代、最初から受け身のお仕事では難しいと思います。

人は基本的に失敗したくない生き物なので、実績の見える人に頼みたくなります。

そうした時に、起業初期には実績がありません。

そんな自分が何をもって差別化できるのかと言えば、直接顔を合わせて人となりを信用してもらうしかありません。

そして、自分が出来ること、相手が困っていることを明確に示し、相手が受けられるメリットを具体化してあげる。

起業初期の仕事受注のためには、こんな努力をしていく必要があります。

当ブログで何度か言っている内容ですが、
どんなに優れた商品を揃えていても、買われなければ儲からないんです。
儲からなければ、価値ある商品を届けることもできなくなります。

なので、不格好でも、格好悪くても、実際に行動を起こして足で稼ぐことも頭に入れておくべきかなと。

私としては、

オススメの営業方法
「初期は足で稼いで、徐々にネットやクチコミからの受注を目指す!」

をオススメします。



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