「いつかは起業!」は絶対叶わない!目標とするお金・期間を定めて準備を進めよう!

よく口々に「俺はいつか起業して一山当ててやるんだ」と言ってる人が身近にいませんか。

または自分がそうなっていませんか。

  • 30歳になるまでに…
  • 貯金が〇〇万円貯まったら…
  • あと2年後に…

時間的要素やお金の問題など、決心がつかない理由は様々だと思います。

しかし、本当に起業したいのなら、自分で条件を明確に定めることが必要です。

そして、その定めた期間や金額を達成できるように、着実に準備を進めていくことも必要になります。

こんな人向けの記事です!
  1. 地域おこし協力隊員で起業を検討している人
  2. 現在起業の準備中の人
  3. 将来的に起業を考えている人

「今は無理だからもうちょっと後で…」は一生起業できない

原因を先延ばしにしてしまうことはどんな状況、どんな場面でも好転することはないでしょう。

ことビジネスにおいては、時間が解決してくれる場面は往々にして無いものです。

ましてや自分で事業を興したいと志しているのであれば、なおさら。

それを叶えることができるのは自分しかいないということをもっと強く理解するべきです。

  • ○○円貯まったら起業する
  • △年後に起業する
  • □□ができるようになったら起業する

などなど、自分の身の回りの条件設定を明確にしておかなければ、いざそのチャンスが来たとしても、怖くて怖くてとても一歩を踏み出せないと思います。

実際に行動を起こすのは確かに怖い…でも動かなきゃ始まらない!

「貯金が○○万円貯まったら起業する」…。あと何か月で達成できそうか

現時点で、目標に対する不足分はいくらなのか。
その不足分はあと何ヶ月あれば貯められそうなのか。

そもそも、その目標額の根拠は明確なのでしょうか

○○にいくら、□□にいくら、△△にいくら…と、しっかり計算できていますか?

  • 「とりあえず100万円!」
  • 「500万くらいあれば余裕っしょ!」

なんて感じだと、実際にその金額が貯まっても不安は解消できないと思います。

私はガッチリ計画を決めて、目標額も600万円としてしっかり貯めてから会社を辞めましたが、結局不安でしたし。

無計画の起業ではいくらあっても足りません。
お金は目的を定めて使わなければ本当に湯水のように出ていきます。

実際、私は退職して4ヶ月で200万超が流れていきました。
最終的に1年間で400万円ほど無くなってます。
(計算は合ったのでしっかり使っている)

自分の目標額の試算を今一度明確にし、しっかりと理由づけて再計算してみましょう。

計画性が担保されれば、不安も多少は少なくなるはずです。

自分が用意すべき「創業資金」はいくら必要なのか、しっかり計算しよう 具体的な資金計画の作成で、起業失敗を未然に防ごう!

「〇〇歳になったら起業する」…。その期間、何をどう努力するのか

大学を卒業して一流企業に入社、30歳までにたたき上げのスキルを身に着けて事業を興して大成功を夢見る…のは別にいいんです。

夢は誰でも自由に見ていいし、持っていいんです。

しかし、その先延ばしに意味があるのかどうかを振り返る必要があります。

その職場であと数年勤めて、何か自分の強みになる部分が増えそうですか?
自分で設定した期間中に、資格取得や勉強時間は計画されていますか?

何も決まってないで「とりあえず30歳~」なんて言ってると、いざ30歳になった時に「あちゃーまだなんもできてないや、35歳まで伸ばすか」ってなります。
(これも実に起業あるある)

この「なんとなくの〇年刻み」も根拠がないので全くアカンですが…。

時が来たら起業できるようになっている、なんてことはありません。

自分が決めた期限までに、起業できるように準備をしなければその時はやってこないのです。

「今すぐ起業してください」と言われたとき、何が出来ないと思いますか?

いきなりそんなこと言われても、

  • 会社の登記の仕方
  • 経理の仕方
  • 仕事の取り方
  • 請求書の書き方
  • 目標の立て方
  • 資金管理のやり方
  • 資金の不足

などなど、不安な面はたくさんあるでしょう。

でも逆に、今すぐ起業できない理由を洗い出すことができればもう大丈夫なんです。

それらの不安に対策を講じることができたら今すぐ起業できるようになるハズです。

自分が何に対して不安を持っているのか。
自分にどんな力が足りていないのか。

このあたりをしっかり整理しておきたいですね。

リスクが可視化できない分野のため、どんなに準備しても「完全な安心」は得られない

「起業したいけど失敗するのが不安で決心できない…」と思うかもしれませんが、起業という選択は不確定要素ばかりの、言ってみればギャンブルみたいな側面がたくさんあります。

まずは「そこに飛び込んでいこうとしているんだ」ということを自覚しなくてはなりません。

考えうる中で最もリスクの低い起業方法は「趣味で始めた副業が軌道に乗り、在職中に本業の給料と同レベルの収入を上げることができた」という状態から専業化することでしょう。

しかし、運よくこの形を取れたとしても、社会情勢の変化やテクノロジーの進化によって、専業となった後にまったく稼げなくなる可能性だってゼロではないわけです。

雇われ社員ではない事業者は常にリスクと隣り合わせなのだということを理解しましょう。

勤めながらできる準備は徹底してやっておいた方がいい

在職中に考えておける事、実際行動に移せることは、思いつく限り全てやっておいた方がいいです。

退職してからそうした準備作業にとりかかるのは遅すぎます。
(私がまさにそうだったので、失敗者談として…)

退職後は固定の収入が一切入ってこないことになるため、その準備期間中にも資金がどんどん消費されていきます。

なので、多少忙しくても在職中にできることはすべてやっておくべきです。

固定の収入がある、という安心感は何事にも代えがたい、大変ありがたいことなのです。
悲しいことに、在職中はなかなかそうした意識にはなりませんが…

本当に起業をしたいなら、それを叶えられるように自分で努力するしかありません。

他人の夢を叶えてくれるほど暇な人はいません。
だから、自分の夢は自分で叶えるしかないのです。

今起業に踏み切れない要素は何か。
それを消すには何をどうすればいいのか。
その対策を講じるにはどのくらい期間が必要なのか。

今自分が悩んでいる問題を明確にして、ひとつひとつ対策を取って不安を潰していかなければ、起業に思い切ることは難しいかもしれません。

起業ってやっぱり難しい?失敗を防ぐためにやっておきたい5つの目標!
これをしっかり具体化しよう!
  1. 自分が「なぜ起業したいのか」を明確にする
  2. ビジネスプランの醸成
  3. 魅力ある商品・サービス作り
  4. 具体的な資金計画の作成
  5. 顧客獲得のための戦略

ということで、起業前にさらっておきたい出来事をまとめた記事もあるので貼っておきます。昔の私と同じように悩んでいる、あなたのヒントになりますように!

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