宅建士資格って難しい?業界未経験でも3ヶ月ガチればテキスト一冊で合格できた!

今回は「なんだかんだ持っておくと強い国家資格を取得しよう」というテーマで宅建士資格の取得を頑張ってみませんかという記事です。

こんな人向けの記事です!
  1. 転職に備えて国家資格を取得したい人
  2. 宅建をできるだけ短期間で取りたい人
  3. 不動産関係に転職したい人

ちなみに私、前は電気インフラ企業の技術職でした。

不動産関連の業務を行う部署ではありませんでしたので、宅建とっても全く活かせないんですが、未経験でも強い資格であり潰しが効く資格かなと思ったので取得しようと思い、実際に勉強して合格しちゃいました。


取れるもんですね~

合格した場合は会社から自己啓発の祝い金が5万円支給されると知ったこともキッカケですけどね。

小遣い稼ぎみたいな感じで取得しました(笑)

私の勉強期間は3か月勉強時間は300時間程度だと思います。
まあまあ平均的な時間をかけてる感じです。

それでも、3か月しっかり勉強できればこのコスパのいい資格が取れると思えば頑張れますよ、うんうん。

受験料7000円、テキスト1冊3000円で取得できるとなればコスパ良好です。

不動産業界が未経験でも、自分で賃貸契約や住宅の購入をしたことがある人なら、つながってくる部分も見えてとっつきやすいです。

私のオススメの勉強法は…

ネットで落ちてる過去問にとりあえず一回チャレンジ

テキストを流し読みで最初から最後まで読む

再度過去問にチャレンジ問題に関連するところをテキストで探しながら解く

掲載してある年度の問題を同様の方法で解く

10回分くらいやれば一周やれば傾向も問題もだいたい頭に入る

精度をあげるためにテキスト熟読

テキスト無しで過去問挑戦

正答率上げてく

こんな感じですかね。ひとまず過去問とお友達にならなきゃなりませんね(笑)

気になる難易度は…?

難易度的には、合格率10%ちょっとと言われているだけあってなかなか難しい方だと感じます。

私はこれまでに

  • 電気工事士(一種、二種とも)
  • 第一種 衛生管理者
  • 危険物乙種四類(乙4と言われてるやつ)
  • 宅地建物取引士

と国家資格を取得してきました。思いのほかショボいラインナップですが、一応各業界では食いっぱぐれない資格をしっかり取れているんです。

その中では割と難しい方だったかなあという印象があります。
そもそも全部そんなに難しい方ではないって話は今は置いといて…。

難しいは難しいですが、独学でもしっかり対策を取って勉強できれば十分合格できます。

未経験、独学でも宅建は取れます!

試験内容は4択のマークシート50問!合格ラインは7割の35問!

マークシートなら何とかなるかなって?
意外とやらしい選択肢が多いので、消去法でも絞り切れないんですよこれが…

なのである程度しっかり勉強しないと合格ラインである7割が見えてきません。
(合格点はその年ごとに調整が入ります。33~35点くらいが平均)

選択肢の2つを自信をもって排除できる程度の理解までは進めておきたいですね。
「残り2つ…どちらかと言えばこっちか!?」くらいで通用してくる印象です。

全体の100%まで理解しようとするととんでもない時間がかかると思うので、十分合格できて最小限の勉強時間で済むラインで学習を進めた方が効率的に進められるハズ。

分野はだいたい4つに分かれている

  • 民法等
  • 宅建業法
  • 法令上の制限
  • その他関連知識

こんな感じです。これは私見ですが、

民法
出題数はそれなりのわりに、出題自体が難解。全科目の中で一番手こずると思う。私の受験年度では宅建試験なのに自動車売る話が出てきました。なんじゃそりゃ。捨て問題がいくつか出る科目。
宅建業法
出題数も多く、覚える範囲も多い。でも過去問通りの問題が出やすいため得点を稼ぎやすい。時間を投入。
法令上の制限
数字の暗記モノ。数やれば覚えられるけど重い腰が上がりずらい。試験直前に集中してやる方がよさそう。
その他関連知識
割と「それっぽさ」で考えるとイケる。「木造建築は濡れると強くなる?」→×とかそんなんが出ます。空き時間の息抜きに対策しておく程度でOK。

こんな感じでしょうか。

勉強の方法

私の場合はテキスト熟読&インターネットフル活用というイマドキ対策で合格しました。

かけた費用はテキスト1冊なので3000円ちょっと。それだけですね。コスパ良好~!

↓テキストはコチラがおススメです↓

わかって合格(うか)る宅建士 基本テキスト 2019年度

一冊の本なんですが分割が可能な構造になっていて、分野別に取り外せるのは画期的ですね!

内容も分かりやすく、文句なしのテキストでした。

私はこれ一冊だけで受かってます!

まずは一回、無勉強で過去問にチャレンジ!

一度全く勉強しない状態で過去問にチャレンジしてみましょう。
この時にぜんぜん判別がつかなかった問題があなたが勉強するべき箇所です。

最近はネット上で優れたサービスを提供してくれている方がいるので、ほんとにテキストだけ買えばOK。

コチラのリンク先から、過去8年分の過去問を何度でも解くことができます!

↓こちらは宅建以外の資格も対応していてメチャメチャお世話になりました。

↓こちらは宅建特化型。サイトデザイン的に、見やすいのはこっちかも。

基本的に無料で活用できる上に、正誤が瞬時にわかり、解説まで入れてくれるので使わない手はありません。
スマホでスイスイできるので会社の昼休みにもやれちゃう優れモノです!

これらのサイトを活用して、全く対策していない状態で一度解いてみましょう!

始めてやる時は45問くらいはバツつきますよ(笑)

でも予備知識が全くなくても、常識的に考えるだけで解ける問題も確かにあるんです。

それ系の問題は対策しなくてもいつでも解けるってことなので勉強する必要がありません。効率的にいきましょ。

と言う感じで、過去問集なんて買わなくても大丈夫です。

そんで、テキストをばーっと一回流し読み

全体の傾向を掴むために、なんとなーくの流し読みで結構ですので宅建のテキストを一度最初から最後まで読みます。

ぶっちゃけ頭痛くなるんですが、合格するためにはこのテキストから正解を導き出せるようにならなくてはなりません。とりあえずなんとなーくです。

過去問に再度チャレンジ!テキストを見ながら解いてみる

一度流し読みしたことによって、「あーなんかコレ見たかもしんない…」って問題がいくつかでてきているハズ。

宅建士試験においては使い古された問題も数多くあるので、この「見たことある」って感覚がけっこう大切です。

問題に対して、テキストのどの辺にそれが載っているのかというのを把握しながら、各分野の理解を深めます。

結構時間かかるんですが、これで8割方仕上がってくるので我慢しましょう。

一周終わったら、テキスト見ないで解いてみる

宅建の過去問とずいぶん仲良くなってきたら、テキストとお別れしてみます。
頭の中のデータベースがどこまで仕上がってるかどうかの確認をしなくてはなりません。

この時に、正解したとしてもちょっとでも自信がなかった問はしっかり振り返ること!

運で当たった問題は、同じように運で外れます。精度を高めましょう。

仕上げに、苦手な部分や手をつけてなかった関連知識などに取り組む

この辺までくれば安定して合格点はとれてくるのではないかなと思います。

だいたい300時間も取れれば大丈夫だとは思うのですが、仕事をしながらの300時間ってけっこう辛いんですよね。わかります。

でも300時間で、業界未経験でも独占資格(士業の資格)が取れるのってコスパ最強です!頑張りましょう!

3ヶ月で合格したいなら、平日は一日3時間は取っておきたいところ。

人にもよると思いますが、土日はやれるだけやっとかないと3か月だと厳しいかなあ…

資格として使えるまでにかかる総費用

テキスト一冊で試験に合格すると1万円くらいで済んでるんですが、免状の取得までとなると追加で費用がもろもろかかります。

合格したから「はい宅建士~ウェ~~イ」とはならず、しっかり登録申請しなければ宅建士を名乗ることはできないんです。

そして宅建って実務経験が必要になる資格なんですが、業界未経験でも「登録実務講習」というやつを受けることによって免状交付まで受けられます。

↓ 別途、登録実務講習 について書いた記事はコチラ↓

宅建士の実務登録講習って?修了試験の難易度は?

そこも含めた総費用は…

  • 登録実務講習 21000円
  • 資格登録手数料 37,000円
  • 宅建士証交付申請手数料 4,500円

合計62500円

このくらいかかることになります。なかなか高い…!

なので、資格を活用する予定が今のところないのであれば、合格した段階で止めておいてもいいと思います。

合格したことは一生涯有効なので大丈夫。

転職に使いたい場合は「宅建士試験合格」と記載しておいて、内定をいただけるのであれば免状交付まで受けられるよう動きます~くらいのスタンスで十分かと思います。

不動産って未経験者もいつでもおいで~な業界なので、合格してるだけで十分差別化できてます。

私の実際の経験から、宅建は三ヶ月の独学でも十分合格可!

早い人だと1ヶ月で~とかって言ってるのを見ますが、フルタイムで勉強に時間を当てられない限りは最低3か月見ておいた方がいいかな…。

平均期間は6か月とか言われているので、余裕をもって6か月が無難。でも「確かに3か月でも、宅建は合格できる」という事実をここにお伝えいたします!

起業したい!という場合や地方に移住したい!という場合に、就職口探しや再就職のためのリスクヘッジなどにも活用できる、ニーズのある資格なので、ぜひ取得のために頑張ってみることをオススメします。

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